Shurkn Pap - NEW ERA (2021)
姫路市で活動するラッパー、シュリケン・パップの2021年フルアルバム。
エモラップに分類されることもあるようだが、トラップの要素を入れつつ邦楽のエッセンスを含めたハイブリッドなラップという印象。サウンドクオリティの点からも他のラップとは一線を画したメジャー感がある。
Jinmenusagiとコラボした4曲目の「ミハエルシューマッハ」が好き。「タッチ」のイントロをサンプリングしている。久保田利伸の「LA・LA・LA LOVESONG」をサンプリングした6曲目の「24k Blend」など、J-POPの系譜への愛を感じられる楽曲が多い。ちなみに彼自身は鈴木雅之さんが一番好きらしい。
ラップをがっつり聴いているという感覚ではないけれど、これはこれで好きだ。