2021-01-01から1年間の記事一覧
順不同です。 1. SANO EX MACHINA - Osaka Emoviolence Generation 原初的かつ激重な音を叩きつける大阪出身エモバイオレンスバンドのフルアルバム。Orchid感のある焦燥感あるギターとがむしゃらなドラム、ボーカルが織りなす、難しいことを考えずひたすら暴…
このアルバム最近聴きすぎて困る。ベガスの1stアルバムで、シーンに多大なインパクトを与えた衝撃の音源。このアルバムの曲はホントに面白い。笑えるしカッコいい。「何だよこれ」って思うフレーズと曲展開で溢れてる。俺は最後の「Twilight」が一番好き。こ…
初台のオペラシティアートギャラリーに和田誠展を見に行った。和田誠は丸谷才一や村上春樹の装丁で何度も目にしていたものの、デザイナー、作家としての和田さんにはあまり触れたことがなかったので、その仕事の集大成がまとまっているということで楽しみに…
この漫画は本当に最高。買ってからずっとバイブルのように何度も読み返している作品。いましろ先生は『ハーツ&マインズ』以来悲哀を湛えた男たちの悲し面白い生活を描いてきた漫画家だが、この作品ではそんないましろ先生自身が主人公となって日常にクダを…
Deftonesが2000年にリリースしたロック界に残る大名盤の1つ。最近また聴き直してる。 前作まではニューメタルの系譜を継いでいたと思われた彼らが、圧倒的な解像度で静謐かつ激しさの混じる独自の音楽を結実させたもの。個人的に、「Back to School」が1曲…
最近毎日聴いてるアルバム。歌舞伎町を中心に活動するラッパーLil Jの2020年作。 彼の低めの声が特徴的で、洗練されたダークなトラックと合間って非常にクセになる。笑えるほど非倫理的なえげつない歌詞も魅力的。SATORUもそうだけどこういうのってすごい自…
リヴァプールの残虐王Carcassの復活作。メロディックデスメタルのマスターピースを作り上げメタル界に伝説を残しながら解散した彼らが再結成を経て作成されたアルバムとなる。 このアルバムが発売された当時は学生で、まだBURRRNとかを読んでいた時期であっ…
この週末、ワクチンの2回目を打ち、発熱したのでずっと寝たきりでほとんどパソコンを見ませんでした。結果として、ブログを更新する気が起きませんでした。音楽のことを書くというこのブログの趣旨ですが、体調を悪くすると全く音楽を聴く気がなくなるので、…
姫路市で活動するラッパー、シュリケン・パップの2021年フルアルバム。 エモラップに分類されることもあるようだが、トラップの要素を入れつつ邦楽のエッセンスを含めたハイブリッドなラップという印象。サウンドクオリティの点からも他のラップとは一線を画…
最近、白黒のイラストで、背景を緻密に描きこんで、その中にアニメっぽい女の子がいるというものが多い気がする。panpanyaさんの系譜に連なるものなのかはわからないけれど、一定の潮流と言えるように思う。 思えばつげ義春や水木しげるらも、超技巧の背景と…
今日久しぶりにThe Usedを聴いた。 The Usedは激情とまた違う文脈でのスクリーモに分類されるようなバンドで、エモヴァイオレンスを通過した後だと隠しきれないメジャー臭(こぎれい感)を感じるが、これはこれで良いものがある。縦ノリ系のリズムに同時代のニ…
最近、人生で全く触れてこなかったジャズを頑張って聴こうと思い、ジャズの名盤と言われるいろんな音源をてきとうに漁っている。いわゆるガイドブック的な本も買った(下記の本)。 www.seibundo-shinkosha.net しかし何事も自分から興味が湧いてくるものはほ…
横浜出身のラッパー、Leon FanourakisとオーストラリアのプロデューサーTaka Perryのコラボシングル。リリースホヤホヤ。 Leonは昨年からずっとハマっているラッパーで、今年出た新作『SHISHIMAI』も素晴らしく、今夏はずっと彼のTシャツを着ていた。フック…
今日は現代美術館に横尾忠則展を見に行った。いつか見に行かなければと思ううちに気づけば会期終了も近づき、この週末しか行く機会がなくなった。 チケットを確保するのが遅く、閉館1時間半前からの時間帯しか取れなかったのだがそれでも美術館は非常に混み…
メロディックデスメタルというジャンルにおける偉人。メタルハマりたての高校生の時とかになぜか通過しておらず、最近になって今更聴いてみようという気になった。やはりめちゃくちゃ良かった。ジャンルのパイオニアとなるバンドは、後続とは一線を画す魅力…
カリフォルニアベイエリア出身のハードコアバンドで、今年初頭にはGULCHとスプリットを出したイケイケのグループ。このバンドは異常爆発しまくっているGULCHとは違い、割とトラディショナルな方法論に則ったハードコアではあるのだが、ノリの良さはピカイチ…
新宿歌舞伎町を根城に活動するクルー、ARKHAM。そのリーダーでありラッパーのLil Jの2019年7曲入りEP。最近のフェイバリット。 音楽性はトラップを意識していると思う。彼のラップスタイルは基本ダルそうな感じだが、たまにデスボイスっぽい叫び声中心の曲も…
アメリカのウィスコンシンの激情。 攻撃的な亀さんのジャケットがかっこいい。 イナたい感じだと思ったら意外とメロディ溢れる作品でした。2曲目のクサい泣きパートから走る感じとか昔の激情っぽい。 2021年の音じゃない。
日々聴いた音楽とか本とかを記録するためのブログです。紙の日記だと中々続かない。 よろしくです。 アタロー 2021/10/4